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座右の書「心理編」(執筆中)

2025.3.20

心身の不調や病気の背景には「心の問題」が大きく関わります。不調の原因が先天性でない限り、その背景には「ネガティブなマイナス感情」が隠れている場合がほとんどです。

 

そして私たちの「負の感情の根源」は「幼少期の愛着」にあります。生みの親と触れ合う原初の交わり。そのとき、あなたの全存在は、果たして受容されたのだろうか? この幼少期に形成される親子関係の愛着(attachment)にこそ、「生涯に渡る心の問題の根」が蔓延(はびこ)ります。

 

私たちの心に「葛藤」が生まれるとき、それは「子ども時代の愛情不足」が原因かも知れません。子どもの頃「ありのままの人間」として尊重される経験が少なく、「偽りの自分」を演じることを余儀なくした。その思考・行動パターンが染み付いて「本来の自己」と乖離が生まれます。

 

店主は「心の問題」、特に「愛着の観点」から「養育環境」に着目します。生きる上で最も大切なことは「自分を知ること」です。以下は、自らの心と向き合うための、店主の座右の書「心理編」です。

 

▼マンガでわかる愛着障害

 

岡田尊司(たかし)監修、松本耳子漫画。岡田先生は、精神科医であり「愛着障害」の第一人者。愛着の理解を深める第一歩として、誰にでもオススメできる一冊です。店主は、岡田先生の著作により、自身には「回避型の愛着スタイル」が、対人関係の傾向として支配的なことを知りました。また「発達障害」や「パーソナリティ障害」といった人格にまつわる多角的な概念の理解も、岡田先生の著書が主軸となります。

 

思えば、私は幼少期の頃より、両親に叱られてばかりでした。批判の起点は、私の脳の発達の凸凹にあったのですが、しかし私の両親は、私の全存在を受け止めてはくれなかった。その認めがたい事実を、事実として認識したのは、私が40を過ぎてからです。

 

愛着障害を修復するためには、安全基地(安心できる人)を確保し、子どものころの愛着不足を取り戻したり、周囲に受け入れられるといった共感的、体験的なプロセスが大切ですが、それと同時に、もう一つのプロセスを必要とします。それは「言葉を介した認知的なプロセス」です。これらが平行して進むことにより、修復までのプロセスは、より盤石なものとなります。

 

▼自分に気づく心理学

 

加藤諦三(たいぞう)著。本のタイトル通り「自分に気づく」ための心理学。本書は、幼少期の心の傷(愛着障害またはアダルトチルドレン)というデリケートな問題を扱いますが、しかし、加藤先生の発する言葉は甘くない、大変ビターなテイストです。以下は、本書からの引用です。

 

 

多少極端な言い方になるが、神経症的な人は、人とふれあって生きてこなかったのである。だからふれあうということが理解できない。

 

そして、自分はふれあいの体験がなく生きてきた、ということにも気づいていない。しかし、ふれあいという言葉は知っている。そこが問題なのである。

 

すると、どうなるか? 心のふれあいではない体験をふれあいと誤解する。そして自分は今までふれあいの体験を欠如してきたということに気がつかなくなる。いつのまにか寒々とした家庭を、愛に包まれた家庭と理解するようになる。これは恐ろしいことである。

 

もし自分が、言葉の意味するところの、心のふれあうような家庭で育っていれば、神経症になることなど、どうして考えられようか? 神経症になってしまったということは、愛と言う名の憎悪、温かさという言葉の冷たさ、思いやりという名の敵意のなかで、育ったということではなかろうか?

 

父親でも母親でも姉でも兄でも、誰でもいいから誰か一人でも、他人を理解する能力を持っていたら、あなたは救われていたかも知れない。しかしあなたの周囲には、おそらく思いやりのある人は一人もいなかったのであろう。

 

あなたがわがままを言って誰か受け入れてくれたであろうか? 子どもの本性はわがままなのである。それなのにあなたは一切のわがままを自分に禁じた。それは周囲の人が禁じたからである。それを禁じなければ、あなたは拒否されたからである。

 

 

上述のような内容が200ページに渡り続きます。「神経症」で傷つきやすい心を持った読者を想定した書としては、異例とも言えるような強い言葉。先生の言葉は胸に刺さりますが、ときに、刺さり過ぎるきらいがあります。読み手の心の傷に塩を塗り込むような𠮟咤激励。実際、毒親家庭に育った方が前述の文章を読んだら、愛する(と思い込んでいる)家族の中傷と捉えて、不快な気持ちになると思います。

 

しかし、店主にとって、本書ほど「言葉を介した認知的なプロセス」が捗ったものはありません。それは、文体から滲み出る加藤先生の(デリカシーに欠けるが率直な)精神性が、リラックスのための拷問をキャッチコピーとする「ひまわり式足もみ」の店主の精神性と、合致するためかと思います。加藤先生の著作ほど、親和性を感じるものはありません。

 

私は夜眠る前に、アマゾン・オーディブル(Amazon Audible)を利用し「自分に気づく心理学」に耳を傾けますが、加藤先生の歯に衣着せぬ物言いで「生真面目な人は本当に愛されない」、「正義や道徳の仮面をかぶった他者への攻撃」、「未成熟な神経症的男性は恋人に母の愛情を求める」といったテーマを語るとき、鋭利なナイフで胸を抉られるような、強い衝撃を受けます。我が人生を振り返る「認知の歪みを正す」気づきの言葉の数々に、とても眠ることなどできません。

 

加藤先生の著作は、言葉が強すぎるため、ダメな人はダメかと思いますが、しかし、ハマる人はハマる。ガツンと胸に響く力のある言葉は、痛快と言えるような小気味の良い中毒性があります。私は文体も含め、加藤先生の大ファンです。

 

▼自己愛性パーソナリティ障害

 

一橋秀夫監修。自己愛性パーソナリティ障害とは、肥大化した自尊心に振り回される病。背景には「劣等感」があるが、表向きには尊大で傲慢な態度を取る。そのため、心の中に「等身大の自分」がいない。常に他者との比較に晒される現代社会。加えて幼少期、家庭環境で「ありのままの自分」が受容されないと、自己愛に歪みが生じ、本来の自己とは大きくかけ離れた自己像が形成されます。本書では図解で、かつ簡潔に「自己愛パーソナリティ障害」の要点がまとまっています。

 

パーソナリティ障害の治療には「出会いが大切」と説きます。「分かってくれる」「強い」「やさしい」、三位一体の存在が必要だと。この書で言及される「三位一体の存在」は、愛着障害を克服するためのキーワード「安全基地」とほぼ同義となります。「安全基地」とは、愛着理論の父ボウルビィの共同研究者エインスワースが発見した概念。「体の病」の背景には「心の病」があり、その心の病を克服するには「安全基地」が必要です。

 

▼自分ひとりで回避型愛着障害をなおす方法

 

ひだまり著。

 

▼愛着障害の克服「愛着アプローチ」で、人は変われる

 

岡田尊司著。

 

▼嫌われる勇気

 

岸見一郎、古賀文健著。

 

「普通になることの勇気」

 

▼実存的変容

 

天外伺朗著。

 

▼こころを洗う技術

 

草薙龍瞬著。